大会・部門別研究会

第40回大会|常任理事会企画シンポジウム

 

タイトル:改めて「良い研究」とは何なのか:優れた研究の本質を考える

 

企画趣旨:

学会では、多くの研究が発表され、研究論文として雑誌に掲載され、公表されている。研究者は日々より質の高い研究を目指し、模索しながら研究活動を行っているが、改めて良い研究とはどのような研究なのだろうか。
これまで本学会では、会員の研究活動を支援するために、研究力向上セミナーを毎年開催し、研究レビューのあり方や分析能力の向上に資するテーマで検討を行ってきた。また、2年前の静岡県立大学で開催された第38 回大会では研究テーマ、研究トピックに焦点を当てたシンポジウムを行い、より良い研究テーマの設定についてフロアを交えた議論が行われてきた。
今回は上記のようなテーマを包含しつつ、そもそも良い研究とはいかなるものか、どのような要件を具備する必要があるのか、について考えていく機会を提供するものである。もちろん、良い研究が一義的に決められるものではないが、各研究者が日ごろあまり言語化せずに暗黙で考えている、良い研究とは何かについて、フロアを含めて考えるきっかけになることを目的としていくものである。
本シンポジウムでは、議論のきっかけとして産業・組織心理学や組織行動論を専門とし、本学会の常任理事を務める3 人の研究者に、良い研究とはどのようなものかについての考えを話題提供として報告して頂き、それを踏まえて指定討論及びフロアの参加者との議論を行う中で、意義ある研究について考えていく。

 

企画:

産業組織心理学会・常任理事会

 

話題提供者:

林洋一郎(慶應義塾大学)
池田 浩(九州大学)
竹内倫和(学習院大学)

 

指定討論

古川久敬(九州大学名誉教授)

 

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