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産業・組織心理学会 第37回大会 | 公開シンポジウム

第37回大会 公開シンポジウム
『リモートワークにおける光と影 -仕事と日常生活の端境で―』

日程:2022年9月3日(土) 大会1日目 15:30~17:30(予定)
会場:関東学院大学 金沢八景キャンパス E1-502

企画趣旨:

新型コロナウイルス(COVID-19)が人々に脅威を与えるようになってから、この3年間のうちに、多くの組織がリモートワークの実施を求められ、対応を図ってきた。とはいえ、そうしたなかでも、感染対策の普及や規制の緩和などにより、現在では、出社して勤務する形態に戻す選択肢も、組織のなかでは生まれている。
興味深いこととして、国内を見た時に、生産性や業績の維持の難しさから、対面を前提とした業務形態に戻す企業がある一方で、むしろ積極的にリモートワークを推進する組織もある。現状、リモートワークが組織の活動にとって益となるか害となるかについて、統一的な見解は得られておらず、様々な意見が混在しているといってよいだろう。
この点を解法する上では、リモートワークの実施が組織の活動に与える影響について、単一的な見方に囚われず、メリットとデメリットの双方を射程に収めた議論が必要といえる。そこで本シンポジウムでは、リモートワークの実施におけるメリットとデメリットについて、業界の異なる3人の話題提供者の方々に、それぞれのテーマ、視点からお話いただく。

企画:

細田聡(関東学院大学)

司 会:

道幸俊也(関東学院大学)

話題提供者:

芦間忍(外資系医療機器メーカー)
     日本企業とグローバル企業のリモートワークに対する対応と課題
中山崇(株式会社日テレアックスオン)
     リモートワークで営業現場に何が起きたのか、価値観に変化?
余村朋樹(公益財団法人 大原記念労働科学研究所)
     在宅勤務/リモートワークにおける企業教育の課題と今後の期待

指定討論:

松下将章(関東学院大学)

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