大会・部門別研究会

2018.05.31

産業・組織心理学会第34回大会シンポジウム

公認心理師の実質化と産業・組織心理学

 心理学領域における初めての国家資格である公認心理師法が、平成27年9月9日に議員立法により成立し、9月16日に公布され、平成29年9月15日に施行された。平成30年4月から大学、大学院において、公認心理師カリキュラムがスタートし、平成30年9月には第1回公認心理師試験が実施される。公認心理師とは、「公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供」(厚生労働省ホームページより)。
 この公認心理師の主な活動分野として、上述の保健医療、福祉、教育の各分野のほかに、司法・犯罪分野と産業・労働分野が取り上げられ、産業・労働分野に対応するため、学部では「産業・組織心理学」、大学院では「産業・労働分野に関する理論と支援の展開」の科目履修が必須となった。このことは、産業・組織心理学に対して、より社会に貢献することが期待されていることを示しているといえよう。また、上述のように、公認心理師は心理学領域初の国家資格であり、心理学界にとって、この実質化は非常に重要である。心理学の存在意義とも関連するからである。本シンポジウムでは、公認心理師の実質化に向けて、産業・組織心理学への期待、あるいは産業・組織心理学はどのように貢献できるのかについて、各方面から話題提供いただき、産業・組織心理学会としての活動の方向性を得たいと考えている。

■企画・司会
産業・組織心理学会常任理事・第34回大会実行委員長 金井篤子(名古屋大学)

■話題提供
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部
精神・障害保健課 公認心理師制度推進室
   「公認心理師資格と産業・組織心理学への期待」
日本心理研修センター理事長 村瀬嘉代子氏
   「公認心理師養成と産業・組織心理学への期待」
産業・組織心理学会常任理事・第34回大会実行委員長 
金井篤子(名古屋大学)
   「公認心理師の実質化と産業・組織心理学の役割」

■指定討論
産業・組織心理学会長 細田聡(関東学院大学)

■日程
2018年9月1日(土)15:00~17:00
名古屋大学野依記念学術交流館2階カンファレンスホール

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